東20km先に石垣島が見える。小さな島

にキャンプ。早朝ラジオの天気予報では、東の風、波高は2,5mのち4mと厳しくなるらしい。朝早いうちに渡ろう。珊瑚礁のリーフの海から、どこかでブレークゾーンを越えて外海に出るかたちになるので、気を引き締めて出発しよう。ブレークゾーンで失敗すると巻かるかもしれないロープは危険だ、カヤックと体はつながない。撮影の余裕はないだろうとデジカメは仕舞って出発した。
珊瑚礁の浅いリーフの海は、内海と言ってもいいぐらい静かだ。外洋との境界線は古い珊瑚礁が隆起しているのか海面下で外塀 のようになって、長塀のように続いている。外洋のうねりは長塀にぶち当たって派手に砕けてブレークしている。ブレークは派手だが、珊瑚礁の凸凹のじゅうたんに 90パーセントぐらいスポイルされて、そのパワーは1ブレーク2ブレークであっというまになくなる。サーフゾーンのほとんどないブレークゾーンだ。内側にいる限り、ぎりぎりいっぱい近くを行ける。砕ける波を横目に平行して石垣島めざして10kmぐらい漕ぎ進んだ、出れる場所はなかなかない。外洋のうねりが気になるがよく見えない。ブレークゾーンに近づきすきた時、うねりが来て上から崩れた。あわててブローチング姿勢で構えて、構えすぎて沈してしまった。ロールでおきた時に、大切な帽子を海中に取られてしまった。沈脱しなくてよかった。
このまま安全にリーフの内側を竹富島まで行くのもいいかも、、、。が、崩れが小さい所になった。リーフから外海に出た。石垣島の観音崎と御神崎が、見える、見えない、雲が走ってガスったり、すごく向かい風が強い。吹き降ろしだろう。島影まで頑張ろう。やっと島影に入った。風裏だ。打って変わってベタ凪のリゾート客が遊ぶ浜が点在していた。ここでは知らないだろうけど沖は大変だよ。
上陸してみると、ラジオで台風4号が発生して今夜通過するという。ちゅらねしあさんにピックアップしてもらおうかな、電話したら、八幡さんは、こっちより台風に近い「北側でツアーのお客さんとキャンプ続行しています」と、平気そうに言う。台風怖いけど一人で過ごすことにした。台風は350kmぐらい向こうをゆっくり行ったので、強風のため3泊も堤防の外でテントを押さえたりしていた。時々テントごと海に引きずりこまれるのが怖かった。持ち堪えた。