2012/12/18

SHIRANUI

不知火Ⅱ3分割  イタリアンレッド

SHIRETOKO

知床 ターコイズ

2012/12/04

新年ウォーターフィールド艇試乗会(千葉)

  2013年1月19日20日 ツーリング会と試乗会と話会。
 新年、ウォーターフィールド艇試乗会を千葉県南房総市のソルティーズさんの所で行います。
 私、水野が新艇のシメスタなど4、5艇、車に積んで持っていきます。
  関東の皆様よろしくお願いします。

2012/12/03

SHIRANUI

不知火Ⅱ  マリンブルー

2012/11/28

KING

スパルタン キング ラダー仕様

2012/11/27

ARASHI

スパルタン アラシ ラダー仕様

2012/11/24

2012/11/12

SHIRANUI

 
 
 
不知火Ⅱ三分割 ラダー仕様  シグナルイエロー
 
 

Sunday

2012.11.11 宮崎 木崎浜 16:00 
youtube   http://www.youtube.com/watch?v=5IZItmxiFYQ&feature=youtu.be

2012/11/11

kayak誌

いま出ているKyak誌の表紙には、霞む本土を向いているのか、新潟県沖の粟島付近に漂う赤と青のW艇が2艇浮かんでいる。ブルーのカヤックの方は「建都号」ではないですか、懐かしい。
 「都」、「京」、「建都」、1994年(平安京遷都1200年協会)の命名で作った初めてのカーボン製のホエールウォッチャー3艇の一つです。「遣唐使ルート漕覇隊」の艇です。
 当時、トーレ社はカーボンクロスを航空機からスポーツ用品までの新素材として展開中で、シーカヤックにも使って、その性能を測りアピールしようと、無料提供してくれ、トーレ社の部長さんは親切に、ヤマハ徳島工場の研究室にシーカヤックに使うカーボン製法をどうするか検討してもらっていました。検討の結果、シーカヤックはシーカヤック、ウォーターフィールド社の積層に任せようと言うことになって、私が積層設計した各所のグラスの積層に対抗して変えて、カーボンであればどれをどう使うと良いでしょうという説明を頂きました。解り易くて、よくできました。遠征での使用も成功しました。 
 その後、3艇はそれぞれ、遠征の資金の一部に当てるため、各地の人に買って貰いました。
「京」は琵琶湖の畔のマリンスポーツクラブの「オーパル」さん。「建都」はライターの西沢さん。
「都」は私が買い戻して、リアンとリックが男女群島に漕いで行ったりしていましたが現在対馬カヤックスの岩永さんに貸しています。
、、、
 また、明日からKayak誌の野川さんが鹿児島の取材に来るので、ウォーターフィールド艇を数艇持って私も数日間同行することにしました。田舎にあって雑誌の取材には縁が少ないのですが、がんばって行ってみましょう。
 カヤッカーとしての野川さんは、なかなかなので、付き合いのある知り合いですが、編集者の野川さんとは、初めての付き合いのような気がしますね。
 ありがたいな唯一の情報誌の編集ご苦労さまです。

水野義弘

2012/11/09

SHIRANUI

不知火Ⅱ ラダー仕様  アイボリー

2012/11/08

SHIRETOKO

知床 マリンブルー

2012/10/30

人生に遠慮することはないので

80歳の現役サーファー、おいちゃんの家に、宮崎のサーファー仲間と一緒に夜のご馳走を御呼ばれに行ってきました。
 海から里山を上った所にある家は、おいちゃんの手作りの木造2階建てで、いつでも家族やそのお友達皆を呼んで過ごせるように暖かく涼しい雰囲気のあるオープンな部屋の工夫がされた家でした。ふだんは、そこで奥さんと2人暮らしのようです。
 壁にはサーフィンの写真と、お孫さんの画いた絵が飾られていました。お孫さんの絵には「70歳になってサーフィンを始めた私のおじいちゃんです。」と小さな字が書いてありました。絵も言葉もすごくよくて、じ~んとしました。、、、けっこう呑んでしまいました。おいちゃんも呑んでいるようでしたが、普段毎日は、もう飲まないそうです。、、、その理由は勿論体の健康に気遣って、でなく、
 年金だけの生活になったので、自分が飲んでしまったら皆に飲んでもらえる余裕がなくなるので、自分の分を飲まずに皆のために貯めておくのだそうです。思いやりだったんです。自分にでなくて。すごいなと思いました。、、、。
、、
 70歳のシーカヤッカー、千葉の小松さんは、日曜日に届いたばかりの新艇の進水式を皆として、あまりの嬉しさに、ロールを何回も何回もくりかえされて、見ている人も感動的だったようです。
、、
 以前、小松さんは、「この歳でグリーンランドスタイルとは恥ずかしい所もありますが、この先いつまで生きれるかと思うと遠慮はせずに始めることにしました。」と、うちの工場に電話で注文の相談のなかで話されていました。ありがたいです。
 水野義弘

2012/10/28

MIYAZAKI

ウェーブスキー
サーフカヤック 般若X
 10月27日土曜日 14:00
10月28日日曜日 17:00 サイズアップしていい波! 宮崎 木崎浜

2012/10/25

PRINCE

プリンス ラダー仕様

2012/10/23

ARASHI

アラシ  イタリアンレッド

2012/10/14

四国1周!海遍路 で

八幡さんや山岡博士らがやっている、四国海遍路。(漁村浦々めぐり。漁師めぐり。海との暮らしめぐり。)
 2回目のステージ徳島、香川遍がスタートしたようだ。
 イメージはカッコいい真面目な冒険家の八幡さんにしては?、、真面目すぎるだろう、かもしれない、。
 中心の山岡先生は農学博士で黒潮研究者。もう引退されたのかな。大体において、大学の先生は、僕らが苦手とする人が多いが。最初、シーカヤックにおいてはトンチンカンだったと思う。レベルもライフワークも大違いだったはずだ。それでもなぜか八幡さんは、いっしょになって灼熱のフィリッピンを漕いだり四国を回ったりしている。その意義が感じられ少しつたわってくる。
、、、
 「人々と海の関わり、海との暮らし」。魅力あるのに衰退していくところもある。まだまだ、いきいきしているところもある。研究者は研究者として、シーカヤッカーはそれなりに、八幡さんは八幡さんとして、「海との暮らしの魅力を、価値ある貴重な暮らしの様式を、そこに暮らしている人には普通なんだろうけれど、称えたいとか何とかしているのだろう」。
 海との暮らしが健なとこの人たちは、顔がいいもんね。
、、
 四国にもあるはずと思うけど、前に鳥取の漁師町を紹介した八幡さんのテレビを見たときは、子供も爺さん婆さんも男も女性も皆な明るくて、世界に誇れる日本の遺産は、経済や法律や政治と、ちょっと違う所にある、こうゆう人たちの暮らし方、町模様だと思いました。
  水野義弘

2012/10/13

新艇シメスタ2種X2デッキ

シメスタは幅は57cmで長さが500cmと485cmの2種類があります。デッキも2種類あります。写真の他にラージコクピット、コックピットとその付近が大きくなっているのも用意しました。  
 シメスタはスペック的には不知火Ⅱに近いです。
 不知火Ⅱと比べて、少しボリュームがあります。全体が丸みをおびた流腺形になって、バウとスターンのフレアキャパシティーを増しています。
 センターキールは、コクピットから後ろをリアボーダーキールとし方向性の安定を図っています。
 操作性は、全体的なロッカーと、サイドのキール(チャイン)のロッカーに加え、そのアウトラインから生まれる(バナナ型曲線の)エッジングに優れています。3本のキールそれぞれに乗る楽しみを味わってもらいたいと思います。
 厳しい状況の中での、縦横斜めの素早い復元力。相当の波風のパンチに負けないしっかり者です。ロールも特にやりやすいです。
 下記の写真のは、大変お待たせした、大阪のカヤックコウノトリさん。札幌の秀岳荘白石店さんに出荷したものです。来週、神奈川県のパドリングウルフさんと、10000kmパドラーさんのラージコクピット艇を作ります。
 冬に、千葉のソルティーズさんの山本さんに、世話焼いてもらって、ウォーターフィールド試乗ツーリング会をやるようなことです。シメスタを持って行きます。
 水野義弘

2012/10/11

シメスタ

シメスタ500  イタリアンレッド  ブリティッシュネイビー
シメスタ485 ラダー仕様  カリフォルニアレッド  ターコイズ

2012/10/10

知床エピソード⑪

参加者、皆でのキャンプも4日目5日目となると、怖いながらも知床の自然ともなれなれしくなり、すなおにとけて、焚き火の周りで馬鹿な恥ずかしいことも心から話す。特に私は1人興奮もピークとなっていたのだろう。調子に乗っていた。知床で知床とは全く関係ない話なので、、、。省略。
 今回、パタゴニアの社員さんは4人参加していた。前に来たときも、支社長の辻井さんと、どこかの店の人も参加していた。2ヶ月前の7月のツアーにも辻井さんは参加して手伝ってくれていたらしい。
 知床は商品開発、ひらめき、ヒントにいい所。新谷プロの道具に関する知恵アイデアは、、ずしっとくる。厳しく評価されようが、喜んでもらおうが、ここで使って貰うんだと思う。
  プロフェッショナルが作る物づくり。そこの所は、大きなパタゴニア社も小さな我社も同じだ。
 私はこの業界にいながら、ずいぶんパタゴニア社の存在を知らなくて、皆が着ているこのP
の付くロゴはなんて言うの、社長知らないんですかパタゴニアですよ。しらないなダサいなサーファーパンツ。、、、。
 そんな前の話を、ばりばりのパタゴニアの社員さんにした。しまった。いやな親父だと嫌われたくないので、翌朝、焚き火の横でコーヒーを飲んでいる東京の店の神山さんの隣に、愛用のパタゴニアの帽子と地味なパタゴニアのフリースを着込んで腰掛けた。15cmも背の高いモデルさんのような女性と寄り添ってコーヒーを頂くなど現実社会ではめったにありえない。そこにいた力さん、現地商品開発プロの仕事らしい、すぐ気づいてくれて、それどっこもパタゴニアのロゴがないやつですね。、、なーんだ水野さん着てるじゃないですかパタゴニア。と神山さんも親しくしてくれた。うまくいった。全国直営店のレイアウトの仕事の、しまやんこと島田さんが親切に品物を世話してくれようと思ったのか、ところで水野さんはどこの店で買っているのですかと聞いてきた。、、、。ちょっとこまった。本当のことはとても言えない。特に神山さんの前では絶対言えない。アメリカのノースカロライナの店で買いました。とカッコ良く嘘を言いました。
  本当は、パタゴニアの店に買い物に行ったことないのです。この帽子はこないだキャンプ場で拾いました。アオカビが生えていましたが使っているうちきれいになりました。このフリースは3年前セカンドストリート、リサイクルショップで買いました。さいしょちょっと臭かったです。パンツは、知り合いのアウトドアの店じまいセールで見つけました。そのまま店は復活したしよかったです。
 水野義弘  なんていっていいのか、皆さんすみませんでした。

2012/10/09

SHIRANUI

不知火Ⅱラダー仕様   オレンジ
不知火Ⅱラダー仕様3分割   ターコイズ

12年知床エピソード⑩

終盤4日目になり、のんびりゆっくり漕ぎ進む。こちら側、羅臼側は太平洋側のオホーツク海と言えばいいのだろうか。
 途中、ペキンノハナ(鼻先のような岬のような名勝だった)の小高い岡に上がった。知床の丘の上。山が見え、浜が見え、岩場が見え、番屋が見え、海の向こうに国後島が見える。
 全長100kmもあろうかと思われるほど、端から端まで長い全貌を横たわらせて、わずか30km先に太平洋から隔てたって知床を守る様に寄り添っている。はるか遠くではない、間近に国後島がある。北部太平洋からのうねりは国後島が防いでいるはずなのに、国後島と知床半島のこの海は太平洋とオホーツク海を結ぶ大水道となって、海流が再びうねってくるのだろう。波は崖岩を削りゴロ石を高く転げ上げている。
 再び知床の海をゆっくり遊び楽しみながら行く。岩礁の見え隠れする海岸線近くを、じぐざぐに漕ぎ進む、新谷さんについていく。
 新谷さんにとっては遊ぶ庭のようなものなのだろう。カヤックがやっと通る狭い直角に折れた水路、S時にうねりが回り込み揺り篭のように上り下りする水路。
 新谷さんは、先にスリリングな水路を通り抜けて皆が抜けてくる様子を見守っている。あたふたしながら抜け出てくる皆の様子を、ワッハワッハと大きく笑いながら見守っている。遊んで遊ばせてくれる。新谷さんのこういったセンスは誰も敵わないだろう。子供の頃から相当好きで遊んでこなければ出来ないだろう。怪我をしないように大いに遊べるようになるまで、怪我をつづけてきたんだろうと思った。
 水野義弘

2012/10/05

知床エピソード⑨

3日目の夜。夜といっても明るいうちに夕食を食べるので、まだ夕方だ。夕食の後は焚き火を囲んでシンポジュームの語らいの時間になる。今日は私の番だ。
 「水野さんのカヤック作りの苦労話を聞かせてください」。と新谷さんからの振りがあり、話を始める。苦労話。最も苦労したのは25年前、カヤックを突然作り始めた、その経緯についって話し始めた。現物は見たこともない。当然、乗ったこともなかった。
 自分の世界。自転車に積めるカヤックを作ろう。カヤックを組み立てたら自転車をバラシて、そのカヤックに積んで行こう。世界にないやつを作る。水陸両用の人力旅行用形。アイデアとデザインは湧き上がって三日三晩は眠ることもなく、どんどんと設計した。人生が変わっていく。、、、話は長くなりました。それでも、皆さんに、とても受けて喜んでもらって本当に良かったです。
 水野義弘

2012/10/03

知床エピソード⑧

3日目、いよいよオホーツク海側から知床岬を回り太平洋側へ進む。お昼にちょうど知床岬灯台のすぐ近くの浜に岩礁をかわしながら水路を進んで上陸する。すぐ焚き火びがおき、簡単に具を乗せた即席ラーメンのお昼ができる。お昼を食べてゆっくり後、岡の上の知床岬灯台へ歩く。細い崖の尾根道を1列に皆並んで登って歩く。この灯台に上がれるのは 人力でたどり着いた人にだけ許されているそうだ。灯台からの眺めはもちろん素晴らしい。今来た海、これから行く海が見える。いい気分になり、また1列に並んで降りていく。再び漕ぎ出す。
 岬付近は、うねりと風が入り混じり、浅い岩礁が見え隠れする。うねりはそこここで岩礁に砕けて白波だっている。岸のすぐ近くを漕ぎ行く隊は、崩れるうねりを避けながらジグザグに岩礁地帯の水路を進む。すこし危険なところの近くとを通るときは、決まって柴田さんの艇がこれ以上寄らないようにガードする。うねりと風に艇がゆれてコントロールも遅れがちな人が出てくる。励ましコースを促しながら先を行く隊を追う。そろそろ疲れたかなと思う頃、今日のキャンプ地に着いてカヤックを掲げあげる。
 キャンプ地のすぐ先のほうで、熊の母子が樺太鱒をとって食べている。母熊はそこがポイントなのか浜に待ち構えて、波に打ち寄せられてくる大鱒を波に飛び寄ってくわえ獲る。小熊は近くにいて遊んでいるのか見ているのか、獲物が捕れたら駆け寄って母子で食べる。
 こちら羅臼側にきたら熊も普通に太っている。ウトロ側と羅臼側では餌の状況が違うようだ。少し前、マッコウクジラが打ちあがって、十数頭の熊が集って一月で食べつくしたそうだ。熊には悪いが爆竹弾を投げ、山へ追う。夜は山に向けて点滅灯を点して、熊への注意を促し眠る。
 1人では怖いが、皆がいるので平気だった。
   水野義弘

2012/10/01

知床エピソード⑦

私の乗るカヤックが、だいぶ浸水するので砂利の浜で修理することとなった。あちこち古くから修理してあって、特に浸水の多いスターンのキールの修理跡を剥がしてやり直すことに。それも出発前の朝から始めることに。樹脂が硬化してからの出発になる。手順を決断して素早くやらなければならない。ツーリング中の修理回数は間違いなく世界1のドクター新谷さんとそのスタッフ。シーカヤックメーカードクター水野。名医が二人そろっている。意見は一致。手順の説明があり準備万端。焚き火であぶって乾かす、のみとハンマーでたたいて古い修理跡をハツリ、棒ヤスリでしごく。患部に合わせて切りそろえて置いた適量のガラスマットを樹脂を染み込ませながら丁寧に貼り付ける。たいした道具はない。工場じゃない。公開手術は、観客を前に鮪解体ショーのように行われた。手術は無事終了。おみごとでした。二人の名医は満足しました。
 焚き火で乾かし、完全に硬化した所でバサクレのチカチカを石でしごいて出発。
 残念ながら手術は完璧でなく、手術した35cmの1センチ先から浸みているのでした。
 有名な名医二人は、ちょっと恥ずかしいヤブ医者になりました。
  水野義弘

2012/09/30

知床エピソード⑥

私にあてがわれた艇は、だいぶ使われて痛んでいる修理もいっぱいしてある「フリーウォータートレック」。ノースショア社(英国)製の中で最も小さな艇だろう。「フリーウォーター」は20年前販売されていた。20年前、熊本に「バイダルカ」と言う店を出していたTさんのに試乗したことをよく覚えている。その時初めて載るライバル社ノースショアの艇だった。思いで深い。20年ぶりに乗る懐かしい楽しみがある。オリジナルのデッキはクローズでハッチは無く。と言うか、ハッチはシートの後ろの隔壁に施してあり。前の隔壁は無かった.空荷で遊ぶのにいいシーカヤックと言っていいだろう。後ろハッチをつけたのがトレック。さらに知床で使うために、新谷さんの方で前ハッチと隔壁をつけ、ラダーも付けてある。痛んできているので普段は使っていないはずだ、31人分用意するのにかき集めていた。私が乗るのにはちょうど良かった。ナイストッピング。あちこち水漏れもかなりする。
 快適快適、2日目、風の難所、ルシャを通ることとなる。「ルシャを通れなければその手前に泊まることになるから、風の静かなうち、朝の早いうちに通り過ぎよう」と早めにスタート。ルシャは山脈がそこだけ切れていて、知床半島の真ん中で低い、風が半島を通りり抜けてくる吹き出し口となる。その辺から知床の迫力が迫ってくる。
 ルシャを通り過ぎる時、風が吹いていた。ラダー付の船団は、何事も無くゆったりと前を進んでいる。
31人中、経験の無い人たちもなかにはいる。1人で漕いでいる。1人艇は、パフィン、ペンギン、ノーライト、知床、不知火、など色々だがラダーを使ってちゃんと進んでいる。先頭は新谷さん、所々に、いつもの強力スタッフのW艇数艇。前を行く船団に問題は無い。後ろからプロ3人。ラダーは使っていない。上手いはずだ。上手いと思う、、、?
 多くの人が知っている トッププロ、アルガフォレストの柴田さん。
 ICI石井スポーツで長年カヌー担当、フリースタイルが得意、コロラド川を下って来た、雑誌に良く顔を出している大内さん。
 ウォーターフィールドカヤックを作り続け、ヘボながら此の頃乗れてきてサーフカヤック世界戦にも参戦したあだ名が「社長」の水野。
 皆が風の中、順調に進んでいるのに、順調でないのは後ろのこのプロ3人。
 大内さんは元からラダー付いていない艇。右にリーンして右ストロークだけつづけて頑張っている。
 水野も苦労しだしたのでラダーを降ろした。見るといつの間にか柴田さんもラダーを降ろして使っていた。その後、切り抜けた所でラダーを上げて漕いでいると、大内さんが近寄ってきて、「さすがですね水野さんラダー使わないで行けたんですね」と言うので、「いままで使っていたですよ」と言うと、なぁんだと納得したようだった。柴田さんも使っているよと言うと、自分だけかとちょっと悔しそうにいった。
 皆が知らなくても、プロ連中もそんなものだったのです。
   水野義弘
 

2012/09/29

知床エピソード⑤

知床エクスペディションには、いろいろなタイプのカヤックが使われている。その使い方は世界1過酷だと思える。傷だらけ修理だらけだ。ジョンダウト氏に、「こんな所でガイドをするおまえは世界1悪いガイドだ」、と言わしめたそうだ。
 海が厳しいのではなく、天候の移り変わりが激しく、人を寄せ付けないような海岸の姿が厳しい。その天候とその姿を見極めて、真剣に道案内をしている。カヤックが壊れようが、ここしかない。
 W艇はノースウエスト社(米国)のシースケイプが多く長年使われている、ウォーターフィールド(我社)の「シースポツイン」1艇もここ3シーズン使われている。キールは磨り減ってきているが、まだ修理箇所はなく、大切にされて働いているのが良く解る。知床エクスペディション用に作った「知床丸」も今年で5シーズンフルに使われているはずだがこれも修理はほとんどなく元気に勤めているようだ。ひどいのは10年を越えた「不知火丸」だ、修理だらけでかなりボロい。それでも新谷さんに信頼されて最も働いていることがわかる。トレーラー車載のとき、その不知火Ⅱを一番下に強く縛り付けて上のカヤックを縛り付けるための足場として不知火のガンネル(カップリングの所)に乗っているのだ。ひどいけれどカヤックの強い所を良く知っているのだとあらためて思った。
 水野義弘

2012/09/28

12年知床エピソード④

丸石のゴロゴロ浜に上がってツアー1泊目、新品のマイテントを初めて組み立てた。サイズもちょうどいい、狭いながらも楽しい我が家。このテントは、熊本を出てくる前に札幌の秀岳荘さんに、間に合うなら現地集合場所のウトロに、お勧めテントを送ってくれませんかと、電話で注文をしている最中、秀岳荘白石店に、これから知床シンポジュームに行くという人が熊本からバイクでやってきました。その人に持っていってもらいましょう。と初めて会うことになる熊本県民同士、偶然うまいことに運んでもらったものです。
 キャンプサイトは海に面して細長い、少し広まった所に、まず焚き火、焚き火がいつもキャンプの中心。焚き火のすぐ近くの向こうに、本部。1本柱の特製タープ。四畳半はあるだろう低いピラミッド型。裾にごろごろ重石を並べすえる。設営は2,3分だ、1分かもしれない。引き綱など一切ない。
 焚き火から少し離れて、細長く続く浜に、僕らのテントが1列に向こうの方まで並ぶと、31人、設営完了。焚き火では、スタッフ料理、男料理が大胆に素早く出来上がる。食べ物も酒類も何でも旨い。
 
 夕方、飲んで食べている頃、少し雨が降った、合羽を着た。ウエットなど干している、雨できれいになる。寝袋も干していることを忘れて焚き火だんらん。雨は上がった。
 寝ようとテントへ行くと、干していた寝袋は濡れていた。焚き火に、もって行って大方乾かしテントに入った。寝つかずにいると1日静かだった風が、突然吹き出す。新品のマイテントが揺れる、引き綱をしっかり取っていてよかった。周りで物が飛んでいる音がする。スタッフが点検して回っているようだ。ウエットは干している飛ばされてしまったかもしれないと思いつつ、あった、暗い中、よく見えない、ヘッドランプは飾りで電池は当に切れている。足元転びそうに取り入れる。 気が付いていなかったが、ほかに干していたラッシュガードは飛ばされていた。翌日誰かが拾ってきて、焚き火のそばに広げてあった。俺のだよ。
 知床ではやたらに干しっぱなしは禁物だ。天気が変わりすぎる。
  水野義弘

2012/09/27

知床エピソード③

初日、ウトロの浜から漕ぎ出す。1,2時間も進むと、この先、所々にある番屋のほかに人工物は全く見えなくなる。携帯もつながらない、道もない、知床の世界だけある。人間の日常から隔離された自然域、私は「大自然」と表現したい。日本にあるとは有り難いなぁ、と思っているうち、1頭めの熊を発見。えさを求めて海岸をうろついている、痩せている。小型の馬の顔とか、犬みたいとか、そんな声がする。平年だと、鱒や鮭が連なって川を溯上し始めている頃。なのに今年は海水温があと1度2度下がらないようで、鱒や鮭が陸地に近寄ってこないらしい。前回はウジャウジャ樺太鱒はいっぱい溯上していて毎年なのかと思っていた。あんなに痩せていては冬まで太るのが間に合わなくてこの冬を越せないそうだ。自然は厳しいな。
 奥深く木々が生い茂る谷の河口のゴロタの浜の小岩の上に、こちらを見据えているオジロワシを発見。間近に見ると言うか初めて見る。やがて、ゆっくり羽ばたき、ゆうゆうと谷の森の中へカーブを切って低空飛行していった。
 キタキツネの夫婦か兄弟か、浜から頭を低く下げてガンを飛ばせるように我々を見つめていた。    テントサイトの横の林にエゾジカもみる。
 初日、ひとまず北海道の野生動物に挨拶できた。
  水野義弘

2012/09/26

知床エピソード②

小高い丘を上がった中腹のキャンプ場で寝ている。いよいよ、漕ぎ出しの初日。北海道の朝は4時過ぎる頃になると早くも白みだしてくる。新谷さんとスタッフ達のキャンプ地から浜へ、トラックで30人分のカヤックを運び出す作業が始まっているようだ。やがて、うとうとしながら参加者全員が起きだしてくるころには、大方運ばれて、焚き火で沸かしたコーヒーが入れられている。朝食の準備もできた。
 朝食を摂っている我々参加者に、ずっと作業中の新谷さんが簡単に段取りを説明する。「みなさ~ん個人装備はトラックに積んで、歩いて降りてってください。トラックに乗ってもいいです。往復何回もしますから」、、、。ぼちぼちと個人の準備を始める。
、、
個人装備、特に着るもの、何を持っていくか、寒いんだか、暑いんだか、判らない。
 前回は同じ9月、ウエットのパドリングジョンにセミドライ、途中で寒くなってドライスーツを貸してもらった。夜はフリースを2枚重ねた。
 今回は、結果としてTシャツ短パンで過ごせたと言うのは大げさかもしれないが、前回とは大きく違った。
 準備の段階では前回に近いことを想定して、ウエットを着込んだ。ヘッドランプの電池が前日切れた、リチューム電池は突然切れるように消えていくようだ。短パンを詰め忘れていることは気づいていない。小さなリチューム電池はウトロの2軒のコンビニには置いてなかった。無しでいこう。
 出発前の浜で、職業柄、各艇のメンテナンスに協力して動いた。ウエットは暑くて温泉のようにツーピースのウエストから汗の滴があふれて流れ出している。湯気も上がっている。
 、、
 31人出発、快適に進んでいる。が、ウエットを着込んでいるのは私1人、蒸れて痒ゆくなった。
 1日目我慢した痒さは2日目に我慢ならず、短パンに変えたいが詰め忘れてきた。信じられないミス。ウエットを脱いで、ラッシュガード(上しか持っていない)をスカートのように着ようかなとしていると、見かねて柴田さんが予備の短パンを貸してくれた。快適になった。
 水野義弘
 

2012/09/25

12年知床エピソード①

「今回のゲストは、柴田さんと水野さんで、お願いしてやろうと思います。前回は、おっかしかったな、みんな喜んでいました。また水野さん来てください」と新谷さんが誘ってくれたのです。
 3年ぶりに、招待をいただいて「知床シンポジューム」に行くことに。
 09年の前回は、プラモデルのようなFRPマイカヤックを担いできて、みんなの見守るその前で組み立てては驚かし、帰りのチケットは搭乗直前に失くしていることに気づいて、ハラハラドキドキ、見送りの人を驚かし、そのドタバタぶりが好くて皆さんによろこんで頂いていたのでした。
 今回は、何も出来ない、プラモデルマイカヤックも持っていかない、チケットも失くさないことにしています。ゲストとして何が出来るのだろう、、、。  
  水野義弘

2012/09/24

知床にエクスペディションの楽団が行く

知床から帰ってきました。
 新谷さんの知床のツアーは、20年もつづく、「知床エクスペディション」の名で毎年5月に始まり6月7月8月9月と年5回行われるようです。9月のを「知床シンポジューム」と名を打ってゲストを招いたりして、少し盛大にしめくくりとなります。
 3年前と今回、私は2回ゲストとして参加しています。どうだったか、話したいと思います。そして私から、どうでしたかと、伺いたいとも思うのです。
、、、
 「知床どうだった?」、知床に行ってきたよ、という友人や知り合いに聞くと皆、「すごかったなぁ、よかったなぁ」と同じように言うのです。行った、時、時は違っていても、皆が「すごかったなぁー」と振り返ります。ほかに何か、、どう探しても、言葉で知床(新谷ツアー)を表すのは無い。でしょう、。
、、
 この「新谷ツアー」について、リアルに話しようと思ったとき、オーケストラの楽団のようだと思いました。そうすると自分でも解るような気がしました。
、、
 舞台は、「知床半島全屋外劇場」、、、海に突出した山脈劇場。その裾野と海、すっばらしい。
、、
 奏者は、「エクスペディション楽団」、、全国から集まった団員はバラバラ、初めて楽器を持つ人もいる。
、、
 指揮者は、「新谷暁生」、、、知る人ぞ知る、山岳海洋アーティスト
、、
 曲は、「知床エクスペディション」新谷暁生作、20年変わらない、しかし状況は毎日違う、同じ曲はありえない、5日間その日その日の即興曲、その場その場での編曲は、、、みるもさすがに観客の心を捉えるスリルに満ちたシンフォニー。
、、
 観客は、「自ら奏でる我々自身」。そして、そっと聞いてる「知床の自然」、知床の人も見ている聞いている。熊も動物たちも見ている聞いている。、、
、、
 オーケストラは静かに奏でて岩礁地帯を進む。謙虚に、ときには威厳を持って、優しい風の中、ハープ、バイオリン、ビオラ優しい音色。軽快な波の中、クラリネット、フルート、ピッコロ軽やかに。波風が大きくなると緊張の中、ホルン、コントラバス、オーボエゆっくり強く。状況が変わる。タイミングをゆっくり計った新谷コンダクターのタクトが大きくトロンボーンを指す。楽団は進む。知床山脈の下に紺碧の海を進む、岩礁の水路を抜け、やがてゴロタの岩と石、砂利の浜に掲げあがって知床に休む。
 、、、、
 4泊5日のツーリング、出発とゴールのキャンプを入れて、6泊5日と言った方がいいかな、今回の知床はちょうどいい具合に、少し悪い時もある,いい天気でしたので上陸した浜は10箇所ぐらいもあり、加え眺望豊かな知床岬とペキンノハナの岡の上に立つことが出来ました。キャンプでの焚き火を囲みながらのトーク。知床の海を回るというだけでなく、知床に入れた、恵まれたシンポジュームに感謝しています。
   水野義弘

2012/09/14

PRINCE

スパルタンプリンス ブリテッシュネイビー

2012/09/13

3分割艇 5ピースカヤック

「不知火Ⅱの3分割艇」が、ずいぶん出ています。収納にも車のスペースにも収まりやすいように、その3つのピースの長さを170cm程度に揃えています。
 八幡さんが遠征にも使い始めてくれている「エクスキューブ」現在はまだ非売品は、背負子バッグに入れて、電車で持ち運びできるようにと、コクピットに全てのパーツを入るようにしました。宅急便でも送れます。150cmx60cmの1パッケージタイプです。
 今年の新製品の、「シメスタ」を更に5ピースにし、小さな1パーケージタイプに出来るのではないかと考えています。
 ところで、「シメスタ」をご注文いただいて、お待たせしています。現在、北海道に1艇出荷して、次は今月末にも、「秀岳荘」さんと、「こーのとり」さんの所には出せると思います。「パドリングウルフ」さんの所は、すいません10月中旬頃になります。

2012/09/11

SHIRANUI

不知火Ⅱ三分割ラダー仕様 シグナルイエロー、カリフォルニアレッド、ブラック

2012/09/10

16日~23日知床行きます

今度の日曜(16日)から「知床シンポジューム」です。
 こちら九州は、まだ暑いですが、北海道はどうでしょう。少し寒いでしょうか、持って行く物を準備しなければなりません。前、行った時は雨も降り、海は荒れて、停泊3日、持たなくて私物テントも10数年使ってきたゴアテックスのカッパも、機能が落ちて雨漏りと漏水で濡れて少し寒かったです。
 今回は、丈夫ないいカッパを用意しようと、昨日日曜日、アウトドア店とリサイクル店をまわりました。リサイクル店に、丈夫でサイズもぴったりの、いいのがあった。これなら新谷さんたちが愛用されている漁師カッパには敵わないけれど、それに似てる、プロフェッショナルの仕事着、かなりいい、気に入った。2003年CHINA製、PATAGONIAの黒い褐色のS、10年前の中古のカッパなのに生意気に43000円、なやんだ、財布の中を確認する、4万5千円ある。1時間もなやんだ、これは、きっと、うん万円もするパタゴニアの最高級品だな、俺には似合わない、内田さんぐらいでなければ着れないと思った。自分に似合うのを思いついた、高校生の息子が自転車通学に使っているクリーム色のカッパ。今まで使っている古いカッパの上に、漏れそうな時には、それを着重ねしよう。自分に似合う通勤通学カッパを買った。、、、知床を舐めているのではありません。新聞配達を小学6年から高3まで嵐の日だってそんなカッパで配達していたのだもの。
 
 その3年前のシンポジュームご招待いただいた時は、自分で使う分のパドル、シーカヤックからキャンプ用品は、すべて熊本の自宅から抱えてバスに乗り飛行機に乗り持って行きました。シーカヤックはカナックトランザムを5分割分解しキャンプ用品とともに寝袋2つに入れて手製のショルダーベルトで縛って担ぎました。、、、。
  今回は、当初、「参加者10人ぐらいでしょう、のんびりやりましょう。」とお聞きしていたので、甘えて、お借りしようと思っていますが、、、。今日の話だと参加者30人ぐらいに増えているとのことでした。カヤックは持って行きませんが、自分用と少し予備もパドリング用品は持って行きます。
 前回は、すごく感動して帰ってきました。今回、天気がつづけば、至る所、より多く知床の浜に上陸してキャンプできるといいと願っています。
 水野

2012/09/06

SHIRANUI

不知火Ⅱ3分割ラダー仕様

PRINCE

スパルタンプリンス ブリティッシュネイビー

2012/08/27

写真提供ありがとうございます

この度ホームページの管理をお願いしたKAWAさんの安で、各地のガイドの方々に「ツアー風景」の画像をいただいて当表紙にアップしましょう。ということになりました。
 今日、第一陣がいい感じに載っていたので大変うれしいです。
 初の登載は、ぜひとも親愛なる「パドリングウルフ」の名倉さんのツアーにお願いしました。そして画像を頂き早速アップしてもらっています。名倉さんのところにしか話していませんでしたが。
 名倉さんの所を一番にひいきにしてアップして盛り上げたいと思いました。この企画は各地のツアーガイドの協力がなければ始まらないので、そこでやっぱり業界で愛され?、ときにいじめられ、可愛がられ?、やられ、られている名倉さんのツアーに出てもらって、彼の多くのライバルツアーガイドに刺激を与えたいと思いました。、、、ガイドの皆さん。、、遠慮なくツアーの様子の画像を送ってくれませんか当表紙にアップして紹介したいと思います。
 画像を見るだけでも楽しいし、行ってみたくもなるし?宣伝にもなるかもしれません。
   ウォーターフィールド  水野義弘
 

2012/08/20

SHIRANUI

不知火Ⅱ三分割 ラダー仕様

2012/08/16

夏休み

surf kayak サターン50
般若MS
SSBⅡ
マークⅡ
宮崎 木崎浜